大病をしたワタシが、「健康運」を軽々しく語らない理由。
占いには、「健康運」という相談項目があります。
今年は元気に過ごせますか?
病気になりませんか?
この体調不良は、いつまで続きますか?
健康に不安があれば、未来を知りたくなるのは当然です。
けれどもワタシは、健康について占う時ほど、慎重でなければならないと思っています。
なぜならワタシ自身が、大病を経験しているからです。
ある日突然、日常は止まる
ワタシは2022年12月、肝門部領域胆管がんで倒れました。
そして2023年2月、肝臓の約4分の3を切除する大きな手術を受けています。
それまで当たり前だった生活が、病名を告げられた瞬間から変わりました。
予定も、仕事も、お金も、これから先の人生も。
健康を失うというコトは、身体だけの問題ではありません。
その人の生活と選択、そして未来の見え方まで変えてしまいます。
だからといって、健康運を見ないワケではありません。
四柱推命では、命式の五行や大運・流年から、
身体に無理が出やすい時機や、
怪我・体調不良に注意したい時機を見ます。
イーチンタロットでも、今は無理を押して進む時なのか、
一度立ち止まって身体を労わる時なのかを確認します。
その上で
「今年は怪我に注意してください」
「この時期は体調を崩しやすいので、無理を重ねないでください」
「気になる症状があるなら、早めに検査を受けてください」
とお伝えするコトはあると思います。
しかし、それは病気になると決めつけている予言ではありません。
注意すべき時機を知り、休養を取る。
予定を詰め込みすぎない。
検査や受診を後回しにしない。
占いで見る健康運は、現実で備えるためにあります。
一方で、寿命や死期、具体的な病名を断定するコトはしません。
日本ではそれをしてはいけないからです。
占いは、病院の代わりにはならない
なので、これはハッキリお伝えします。
占いで病名は診断できません。
治療法も決められません。
薬を飲むべきか、手術を受けるべきかを、
占い師が決めるコトでもありません。
身体に異変があるなら、占いより先に医療機関です。
検査を受ける。
医師の説明を聞く。
必要なら別の医師の意見も聞く。
アナタの身体に換えはききません。
それでも、健康について占う意味
では、健康について占う意味はないのか?
ワタシは、そうは思いません。
その人が無理を抱え込みやすいのか、頑張りすぎてしまうのか、
生活の中で何を優先しやすいのかを見ていきます。
今の自分が置かれている状況や、
これから取ろうとしている選択について整理できます。
ただし、見るのは病名ではありません。
たとえば、
仕事をどこまで続けるのか。
休むという決断ができないのはなぜか。
治療と生活をどう両立させるのか。
病気を経験したあと、これからどう生きたいのか。
そうした「医療だけでは決められない部分」です。
治療について決めるのは、医師と本人です。
けれども、病気や健康不安を抱えたあと、
これからの働き方や生き方まで医師が決めてくれるワケではありません。
そこには、その人自身の価値観と選択が必要になります。
健康を、占いだけに預けない
「健康運が凶」と言われたから、病気になる?
そんな単純な話ではありません。
反対に「健康運は問題ない」と言われたから、
検査へ行かなくていいワケでもありません。
占いの結果より、
今そこにある身体のシグナルを優先してください。
ワタシが占いでお手伝いできるのは、
病気を当てるコトではなく、
不安の中で見失っている現在地やこれからの選択を整理するコトです。
健康を、占いだけに預けてはいけない。
けれども病気や不安を抱えたあと、
これからどう生きるかを考える時には、占いが一つの判断材料になるコトもあります。
もし今、身体の症状で悩んでいるなら、まずは医療機関へ。
そのうえで、
もしも迷いが残っている時には、一緒に整理しましょう。

– あたるの余談
腰が痛い、肩が痛い、背中が痛い、膝が痛い…
加齢と共に現れる症状は中々判断が難しいですよねぇ。
ワタシのがんの兆候は「背中の痛み」でした。
当時41歳だったコト、
小学生の頃からコリや筋肉疲労に悩まされる身体であったコト、
カメラマンという仕事は重たく大きい荷物を持ち運ぶコト、
業務上、無理な体勢を続けるコトが多かったコト、
様々な点が合致していたので、
その兆候を半年以上無視していました。
病院へ行ったのは他の重篤な症状に移行してからです。
更には、健康診断に行ったコトもない。
がん家系では無いという驕りから、がん保険に加入もしていない。
「年齢なんてただのナンバーよ!!」という思考で、
気持ちは30代半ばのまま、突き進んでおりました。
全てワタシの甘さでしたねぇ(汗)
自分の身体、自分の健康はかけがえのないモノ。
大事にして当たり前です。
ワタシの中で、無理するコトが美徳の時代は終わりました。
ワタシのように「死の淵に立たされたコトで気づける」では、
よくないのです!!!
平穏無事に感謝して、より自分を大切に、丁寧に生きる。
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あたる
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