《吉田旬佑》占い師が陥るミスコミュニケーション〜話し方で人は変わる〜
占い師が陥るミスコミュニケーション
占い館のオーナーになってからは、様々な鑑定の場面を目にします。
そして占い師とお客様の会話を聞いています。
お客様との会話が聞こえて来ると、時々会話が何かおかしくなってないかな?と思うことがあったりします。
あくまで、横浜ほしよみ堂ではプライバシーに配慮するために、結構なボリュームで音楽がかかっていますので余り詳しくは聞こえて来ないのですが。
ミスコミュニケーションとは主語の行き違い
時々、主語が入れ替わっている人がいます。
あれ?
話の入口は彼のことなのに、占的はなぜか私にいつの間にかシフトしていないかな?
など会話がズレている事があります。
確かにお客様は、時に感情的になることがあります。
しかし、僕ら占い師は決められた時間と対価の中で一定の結論を出さなければいけません。
だからこそ、問題の本質も突く事が大切です。
そして占い師という仕事の本質
占い師はある意味、一定の解決を求められる仕事なのです。
だからこそ、元々持っている占術の中である一定の結論を出すのです。
つまり、占い師は話す仕事だと思うのです。
よく、話を聞くのが上手ければ、占い師は向いていると言われる事があります。
確かに需要とニーズはあります。
時には聞いて欲しい人もいます。
しかし答えも求められます。
答えは真摯に明確にきちんと話す事です。
占的を意識して聞かなければ主語がブレる
占う対象を意識しなければ先ずは話を聞けないのです。
自分が話すからこそ、きちんと話を聞けるのだと思います。
もし、占い師をしている方で、答えがブレている人がいるとするならば、自分が話すという事を意識せずに聞いているのだと思います。
占的はつまり占う的なのです。
占う的だからこそ、答えが出るのです。
占う事が明確ではなければ、明確な答えも求めても出てきません。
占い師のプロ意識は話。
話が出来れば商品力として上がります。
僕らの商品は言葉。
言葉の力で未来の可能性を気づかせ、未来の運命を変える原動力を呼び起こす事が出来るのです。
だからこそ、常にボキャブラリーを巡らせるための日々の習慣が大切です。
言葉のプロである限り、言葉のプロとして日々言葉に触れて見る事が大切です。
もし、お客様が満足されていなければ、答えの主語がズレている可能性があります。
少しの気づきが大きく鑑定を変える事が出来ます。