吉田旬佑

《吉田旬佑》人を見極める習慣〜可能性と見切り〜

最近よく占い師になりたい!
 
こんな相談を聞きます。
 
占い館オーナーとして
本当にあなたがやる必要があるのか?
 
いつもどこかでその視点を
持って接するようにしています。
 
まだまだ短い経験ですが
やはりこの仕事は選ばれた
仕事だと思うのです。
 
占術の探求はもちろん
人の心理と気持ちも大切な
占い師が知っておかなければ
いけない知識です。
 
そして、社会の仕組み
法的な知識。
 
そんな知性も持ち合わせを
持っておかなければなりません。
 
いわゆる世間知らず。
いわゆる温室育ち。
 
こういう人は確かに
相談には乗れるかもしれない。
 
しかし、説くことは出来ない
可能性が高いです。
 
それぞれの育って来た
環境なので一概には言えません。
 
ただ、そんな素質から
あなたの人間性が試されるのが
この業界です。
 
占術が出来るから大丈夫ではなく
占術を踏まえて話すことが出来る。
 
そしてそれを日々鍛錬する
資質が大切です。
 
お客様にその人の学ぶ姿勢は
いつも試されます。
 
それこそ本当に隅々まで。
 
占い屋は占術が出来れば
それでOKです。
 
占い師は話し導く仕事。
 
恐れ多くも人の大切な
決断に立ち会うすごく
責任ある仕事なのです。
 
だからこそ、その高い理想に
応えられる器を評価しなければ
いけません。
 
この人は努力が出来る人か?
 
鍛錬をやめない人か?
 
そこをすごく重視します。
僕はそこを分からずして
この仕事をさせることが
多くの人の不幸をよぶのです。
 
今振り返ってみて思うことは
なりたい。やりたい。
社会貢献、人の力になる。
 
口からはいくらでもいい事を
言えます。
 
だから私は褒められると
伸びるんです!
 
と言って来た占い屋には
正直唖然とした。
 
お客様を元気にする仕事であり
時には腑に落とすことを手伝う
そんな仕事なのです。
 
一生終わりはないのです。
 
そんな仕事を志す者が
自らの承認欲求のために
仕事をするのであるならば
僕はオススメしない。
 
多くの依存の連鎖を生み
周囲も疲弊するからです。
 
この仕事は多くの人が
すぐになれる仕事と思います。
 
しかし実際は責任がつきまとう
ハードな仕事です。
 
僕はそういう意味で可能性が
低い人の見分ける方法として
毎日の努力が出来る人か?
 
その見極めが大切かと
思っています。
 
占い師を志すなら
人の幸せのために。
身を粉にして努力出来る
存在であるか?
 
それこそ大切な思考なのです。
 
僕の読書のペースは1日1冊。
そして気になった先生の
講演会などを聞きに行きます。
 
毎日の積み重ねがたった
45分の鑑定に全力で挑める理由です。
 
横浜ほしよみ堂の占い師は
必ずみんな本を開く。
 
そして関連書籍を読み漁り
めちゃくちゃ努力しています。
 
これこそ本当の姿です。
占い師は占術研究家でも
学者でもなく
血の通った鑑定をできる人なのです。
 
そういう意味で横浜ほしよみ堂は
飽くなき占い師の集団と思えてなりません。
 
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