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《吉田旬佑》叔母さんから教えられたこと~薬でも医学でも治せない精神~

精神は医学でも薬でも治せない

僕の叔母さんは薬剤師でした。

幼少期は叔母さんは大変信心深い方で、よく色々なことを教えて頂けました。

そして、叔母さんが常々言っていたことは「人の精神は薬で治せない」ということです。

精神は、医学の司るジャンルではない。という事です。

だからこそ、叔母さんは「人に優しく、陰徳を積みなさい」とよく言っていました。

人の精神は健全なあり方が出来るように、習慣と心の持ち方が大切だと思うのです。

日本人の優れているところは全ての行動、習慣に意味があるのです。

しかも、精神を健全に保つことが出来るように、行動の所作に精神世界に絡む意味があるのです。

習慣の挨拶の作法、習慣から生まれる生きる英気。

それら皆が複雑に絡み合って生きているのが人間です。

精神は精神修養により成り立つ

精神のバランスは肉体も関わりますよね。

日本にはそれにまつわる色んな行事があります。

四季がめぐる日本ではその季節の土用に食養生や、菖蒲の湯、ゆず湯など色々あります。

そういう豊かな風土に恵まれた我が国で、培われてきたものの一つ一つが精神の健全を促すものです。

正月のおせちも、七草粥も胃腸を労わる文化ですし、おせちは縁起物で揃えた食事です。

このような季節にまつわる行事を行うことで、精神は四季の巡りに備えることが出来ます。

薬で調節は出来ない

薬は人間の生活風土を無理やり調節するものです。

薬以上に素晴らしく優れたものが食事と季節の恵み、そして精神の在り方を確かめることです。

それらの哲学の叡智が、陰陽五行に集約されています。

四柱推命の鑑定は、いつ生まれの何か?

ここがかなり大事な要素なわけです。

自然と調和することで、無理のない生活をし、無理のない生活は自然の季節感を感じながら、生活の知恵を享受することです。

そこで、いつ生まれなのか?

だから先天的に持って生まれたものがあるのです。

中国でも日本でもやはりその概念を「虚星」として表現したのです。

その人の器にとって、無理のない生活をすることが大事なのだと思います。

だからこそ、私の叔母は病気や精神の問題は薬ではなく、元々の器を理解し、人為的コントロールではないと言うのです。

だからこそ、我が家では熱を出しても、咳が止まらなくても薬では何も対処してもらえませんでした。

自分の抵抗力を最大限に生かしていくのです。

だからこそ、前提として先ずは食養生と精神のバランスを整えることから始めるのです。

そうすることで、今のあなたの生活も楽になる。

私はそう思うのです。

 

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