吉田旬佑

《吉田旬佑》占いの歩き方~初筮は告ぐ、再三すれば瀆る

タイトルにある「初筮は告ぐ」

これ、易をやる人には絶対分かる

山水蒙の原文にある易者の

心得であり、バイブルですよね。

 

さて、先日ご来店の方で

他の占い師に見てもらったけど

確認でお越し頂いたお客様が

いらっしゃったのです。

 

「いつもの先生の結果が悪くて」

確かにこういう時は

本当かどうか確かめるために

もう一度聞きたくなるのは

僕も良く分かります。

 

しかしながら、僕は一人の

易をやる占い師として

最初の話の再三は瀆るを

守っています。

 

僕は最初に出た結果が全てだと

思っています。

 

そして僕は再筮はしない立場です。

なぜなら、魂が穢れるから。

 

そして僕が再三することにより

その相談者も穢れることの

片棒を担いでしまうからです。

 

実際に僕はまだまだ駆け出しの

時に再筮をしていました。

しかし、結果は変わらず

4回同じ結果を出したことが

あります。

 

僕自身がその時に

「易はすごいなあ」

と感慨に浸った記憶が

あるのです。

 

僕自身はいつもそれを胸に

留めて鑑定にあたっています。

 

この前に色んな占い師に見てもらった

所謂、占いジプシーになった

お客様が見えられました。

 

「僕は再三は瀆ると言う

易の教えを守っています。

だから、最初に出た結果が

全てです。

状況はその頃から

変わっていないので易はたてません。」

とお断りしました。

 

その占い師さんにも失礼だと

思ったからです。

 

僕ってそこの義理もきちんと

守っていくんですよ。

それをすることで

僕は占いの質を落としたくないから。

 

素晴らしい占術は皆さん

もっているんです。

でも、その価値を下げることは

したくないのです。

 

だからこそ、僕はしないのです。

 

ただ、四柱推命などで

間違った鑑定をしている人の

意見はちゃんと正しますよ。

 

でも、いわゆる卜占の部類は

一切再度することはないのです。

 

それだとそもそもの

お話しが根底が覆ると

より相談者を迷わせて

しまうではないですか。

 

そこは自分で戒めているのです。

 

だからこそ、他所で占って

貰った方の相談は慎重に

そしてお断りのどちらかを

選択するのが僕という

占い師なのです。

 

この仕事はビジネスとして

成功しなければいけないのかも

しれません。

その前に僕は歴史ある占術の

智慧をお借りした一人の

占い師であるという

謙虚な心持で過ごしています。

 

だからこそ再筮をお願いするなら

神に誓ってその答えを

お願いするしかないのです。

そして初筮を尊重しなければ

いけません。

 

https://airrsv.net/yokohamaHoshiyomi/calendar?schdlId=s00006FA91

https://yokohama-hoshiyomido.jp/lesson/20230104182104/

https://yokohama-hoshiyomido.jp/fortune-telling2/20220924180842/

 

 

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