雪野ユリナ

2023 / 01 / 23 雪野ユリナ 雪野ユリナ

親しい人を亡くし

お葬式の大変さを知っているあなた

おはこんばんにちは!!

 

横浜ほしよみ堂の占い師

日本神話をこよなく愛する

雪野ユリナ(ゆきの・ゆりな)です

 

明日は不要不急の外出は

控えたほうが良さそうですね

横浜はどうなんだろう？

 

それでは今日のブログのお題はコチラ!!

「お葬式は誰のため？」です

温かいお茶でも飲みながら

まったりご覧くださいね

 

 

お葬式は突然に

人が亡くなるのは

突然だったりする

 

長患いや寿命の場合だと

遺されたほうも

ある程度覚悟する時間があるけど

突然のときは

ほんとどうしようもない

 

結婚式と違って

事前準備なんてできないし

回数こなしてるわけでもないから

勝手がわからない

 

身内が亡くなって

悲しみに沈む暇もなく

事務手続きに追われます

 

祖父が亡くなった当時

そんな両親を目の当たりにした

わたしは

「お葬式なんてやらなくていいじゃん」

と憤りを感じていました

 

一番つらいはずの両親が

一番忙しく駆けずり回っていて

涙を流す時間すら

与えて貰えない

 

子供ながら

なんて理不尽なんだろうと

思いました

 

諸事情により

お葬式自体

２回やることになり

お金も倍かかりました

 

 

それはきっと遺された人のため

祖父の死から十数年

わたしもいい年になりました

 

父に当時のことを

聞く機会がありました

 

「祖父の死は突然だったし

お葬式は大変だったけど

お葬式自体を悪く思うことはない

やって良かったよ

心の整理がつけられるからね」

 

なるほど、と。

今では

わたしも父と同じ考えです

 

お葬式は

遺された人のためにやるのだ、と。

 

親しい人や肉親との別れは

つらいものです

 

遺されたほうは

理不尽とも言える悲しみと

苦しみの中に身を置くことになります

 

お葬式は

その感情を和らげることが

できるのではないか

 

もちろん

時間はかかります

 

故人を

ちゃんと見送ってあげることも

愛のかたちの

ひとつだと思います

 

 

お葬式をしないとどうなるの？

どうもならないと思います

 

「祟られるよ」

「ご先祖が成仏できないよ」

なんて心無いことを言う人もいますが

 

なんで祟るの？

なんで成仏できないの？

 

日本では

多くの人が仏教式の

お葬式を出すと思いますが

 

仏教伝来前に亡くなった人は

成仏できないの？

 

そんなことないでしょう

 

遺族の心の隙に付け込んで

「今なら格安で供養してあげるよ」

なんて言う人がいたら

間違いなく詐欺師です

 

お葬式をしたか、しなかったかで

故人が成仏するとかしないとか

関係ないです

 

だから

あなたが思うやり方で

やれば良いと思います

 

そして

たまに思い出して

そっと手を合わせる

それだけでも

十分ではないでしょうか

 

 

元旦に亡くなった祖父を

思い出して書いてみました

 

 

 

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