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《吉田旬佑》元営業マンの思うプロ意識~トップセールスの仕事~

本日はプロ意識について書きます。

そして、僕自身の経験に基づき営業職の方、悩める社会人の方への手がかりにして頂ければ幸いです。

僕の営業経験は食品の卸売業商社の営業、そして輸入車のセールスマンをしていました。

実はそこそこ実績は残すことが出来ました。

 

「営業マンのプロ意識とは?」それについて深く掘り下げたいと思います。

私はいつも24時間365日の意識を持っていました。

休みでも電話が来たら必ず出ました。

出れない場合は必ず折り返しをしました。

そして、電話である程度お話しを伺った後に「本日は休みを頂いておりまして。」と伝えてました。

「明日出社した際に朝に部署に確認致します。」「また何時頃にお電話致します。」と言っていました。

食品を取り扱っていたころにはアクシデントは付き物。配送予定の品物が届かない。などのトラブルは付き物。

もっとひどい場合には原産国の品物が通関きれずに届かない。もしくは生産国のストップ、生産国の紛争の勃発で生産能力が無くなってしまった。などなど。。

世界情勢の様子により、いくらでもトラブルが考えられます。

なので、その仕事をしていた時についた習慣は「新聞を読む」こと。

なぜ、新聞かというと国際情勢の専門の枠が紙面にはあるからです。

そこにはもちろん事実と異なる見解、大げさな見越しで書いてある文章です。

しかし、それは最悪の場合の保険にもなります。

なので、営業マンとして現場を回りながら、お客様にお願いをしていました。

「来月から○○の仕入れが不安定且つ大幅な値上げになる可能性があります。」

「今のうちに仕入をしてください」「少しでも安いうちに少しでも多く」とお願いしました。

そして、その情報はいつも僕が一番最初に発信していました。

どんな複数業者の中でも僕が一番最初でした。

最初で最速の情報で最短で注文をとっていました。

その業界の情報を最初に仕入れる努力をしていましたし、色んな情報から先を見通しておく力が僕には自信がありました。

そしてその力は続けることが出来たからつきました。。それに尽きますね。

なので、成功の法則は続けることです。

輸入車のセールスマン時代

自動車のセールスマン時代にはいつも何かあったら助けます!の精神で仕事をしていました。

とにかく車はある日突然壊れます。

そして、エピソードが一つ。

自動車のセールスマンは保険の募集人の資格も持っています。

僕から保険に入ってくれたお客様の車が高速でストップしてしまいました。

お客様はもちろん大パニック。

「レッカーの手配を依頼したけども来るまで最低2時間かかるらしいんだけど。。。」

本来なら保険のレッカーは高速道路の場合そのぐらいはかかります。

なので、保険会社のサポートにもう少し早くならないか?故障車の停止場所はどのあたりなのかを確認しました。

さて、セールスマンの僕はもちろん整備士資格なんて持っていません。

なので、「行ってもしょうがない。。。」とは心のどこかにありました。

でも、この2時間を孤独にさせるわけにはいきませんし、この車に乗ったからこんなことになったんだと思われるのも不本意です。

僕は行きました!

真夜中の東名高速、気温―3度。三角板と発煙筒を3本ほど持っていきました。

「まさか来てくれるとは!」と言われていました。

僕の乗ってきた車をそのまま貸出して、僕は現場でひたすらレッカー到着を待っていました。

お客様の時間を不安で埋め尽くすわけにはいけない。その使命感でやったことです。

今でもその時のお客様より誕生日にもお正月にもメッセージを頂けます。

要は、

使命感と行動はプロになる最短の近道なのです!

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