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《吉田旬佑》一流セールスマンの習慣~僕は一流にこう教えられた~

僕は新卒の時に入社した会社にはみんなから「レジェンド」と呼ばれるスーパーセールスマンがいました。

そのセールスマンこそ、私の営業の大師匠となった人です。

そのレジェンド師匠はいつも忙しそうですが、いつも冷静にしていました。

そんな師匠は、新規顧客の発掘を一人でされてきたその会社の基礎になるお客様、取引先を開拓してきた方です。

取引先はその人に聞けばほぼ分かるほど、お客様のことを理解されていました。

単純にすごい・・と憧れの的でしたが、入社から3か月が過ぎたところ支店長に「お前は今後レジェンドの弟子だ!!」と突然の宣告。

「えっ!あんなすごい人が。。。僕の師匠。。」

動揺しましたが「素直に嬉しい!!」

そんな師匠は引退を1年後に控えた大ベテラン。

そんな師匠から「俺のやり方は昭和だから!!」「最近の若造にはしんどいかもな!」

嬉しくもあり、プレッシャーにも感じる自分。。

そんな師匠に渡された最初の秘伝の書が「地図」

「この地図にお前さんが狙っている店舗を今すぐ10件書き込め」

「えっ。ないんですけど。。。」

「ぼーっと車走らせてるのか!!」

「すいません!!」

こんなやり取りから始まりました。

そんな師匠からいつも言われたこと。

「お客さんには教えて下さい。と言い続けろ。」

僕は師匠はてっきりお客さんに何が何でも買わせて、口説き落とす魔法を持っているのかと思っていました。

しかし、どのお客様にも教えて下さいと何度も言っているんです。

「いいか。人は立場に関わらず、教えてと言うと喜ぶんだ。だから喜ばせろ」

なるほど。物を押し込むんではないんだ。そう思えたのです。

そう。一流のセールスマンは「聞き上手で喜ばせ屋」の自分で居続けることが習慣なのです。

例えば、トラブルで謝罪にお伺いする時も傘は差さない。

例え豪雨でも濡れてる感を少しだけだす。

なぜなら、語らずとも誠意と一生懸命な姿に変換されるからです。

誠意は言葉でいうよりも姿。これは師匠に頂けた大切な言葉。

そんな師匠だからこそ、定年退職の日には多くのお客様が会社までお越しに来てくださいました。

 

その際にお客様から伺ったストーリーが!

雨の日にお客様の下に届いたのが別の商品が届いたそうです。

雨の日に師匠は「申し訳ございません!」とだけ電話で伝え、大きな荷物を濡れながら運んだそうですね。

「いやあ、あれは感動したよ!」とお客様が行ってらっしゃいました。

でも、それは天候までも味方につける師匠の演出力だったみたいですね。

普通はちゃんとやれよ!で終わりなのですが、そこすらも味方につける男なのです。

結局、人の心をつかむのは「一生懸命」な姿だそうです。

やはり、尊い存在なのですね。

もし、営業職で悩んでいる方、社内での働きが評価されない方、お客様と距離が縮まらない方。

是非、参考にされてください!

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