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《吉田旬佑》その個性は大切ですか?〜実は大したことない個性という名のわがまま〜

個性って大切なのか?

最近の傾向として

個性を大切に、とか

あなたの個性は?とか

あなたの輝く個性は?

などという論調が

増えてきました。

確かに個性は素晴らしく

そして尊重されるもので

なければいけません。

一人ひとりに輝く才能が

たくさんあります。

それを輝かせる社会は

素晴らしい!!

確かに僕もそう思います。

ただね、それってほんまですか!?

って僕は疑ってます。

「占い師のくせに!」

「自分だって若いくせに!」

「お前が生意気だろ!!」

こんな声が聞こえてきそうです。

確かに、その指摘は

120点のレベルで

大正解!!です!

ただ、なぜ僕がこういうか?も

併せて知っておいてくれると

年代問わず仲良く出来ますよ!

日本の徒弟制度

一昔前は徒弟制度が我が国には

ありましたね!

この言葉を聞いて良いと

思う人はいないでしょう。

もっと言うなら丁稚奉公。

これもうわ~って思われると

思います。

なんでうわ~なんですかね!?(笑)

因みに僕の周りは徒弟制度で

育ってきた人ばかりですよ。

代表するなら父です。

父は歯科医の中でも

口腔外科の出身です。

それはもう、医局に詰めっぱなしで

緊急オペや執刀をする

医学のリアルな最前線なんですね。

この執刀を学ぶためには

名医に教授されないと

絶対に出来るようになりません。

まさに、一挙手一投足を

学ぶのです。

そして、僕の祖父。

床屋さんでした。

技術の世界です。

親方について技術を盗むのが

1流の世界での制度。

いわゆる、下働き。

でも、そんな世界を経験して

無事素晴らしい技術で

たくさんのお客さんが

訪ねて来てました。

これってすごいですよね。

何なら、現代でも

落語家は師匠の理不尽を

受けるのが仕事。

高座に登ったとき、そんな師匠との

やり取りですらネタに噺に変える。

これこそ彼らの仕事。

こんな仕事に個性の入り込む余地は

全くありませんね。

因みに、僕は新卒の営業マンの

世界で徹底的な昭和のレジェンドの

営業マンのお付きの者でしたよ。

鞄持ち、師匠の代わりにサンプルの

冷凍ケースを抱えて立ったり

代わりに見積もりを作り

師匠の弁舌が滑らかに滑るように

配慮するのが仕事。

お陰様でわがままな僕は

何と2年目の夏にトップになりました。

そして、営業の同期はみんな

居なくなりました。

でも、僕は転職先の面接の時に

この時代の話をしました。

面白がってもらえましたね。

つまるところ、個性は一定期間

抑えることも1流には大切ということです。

そこでの我慢と気遣いが

後にお客さんの心を掴んで離さない

大切な仕草なのです。

お陰様で、僕はクセは強いけど

縦社会の序列を意識出来るようになりました。

でも、ビジネスのシーンでは

年上だろうと偉かろうと

対等に渡り合えます。

おかしいことをおかしいと

言える交渉は師匠との商談で

身に付いた。

あのとき、大人しく小さくなれた

自分の実力に対して分相応に

振る舞えた事が今になって

自信になってます。

だから、先ずあなたが上司との関係で

悩んだらこの序列とおかしいことを

受け入れる努力も大切です。

威勢よく

「申し訳ございませんでしたー!!」

と謝ってください。

それが1番の妙薬です。

この下働きの経験がない人は

これが言えないんですね。

だから悩む。

実は1番簡単でシンプルなところが

相手のツボなのです。

それに気づけたあなたは

明日から愛されて止まない

人気営業マンと人気占い師に

なれる可能性があります。!

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