《吉田旬佑》とある経営者の話〜勇気と決断〜
僕の前の鑑定での経験です。
その方は事業をやられている
社長さんでした。
最近は、順調だった売上が
徐々に下降してきているとの
相談でした。
そして、社員に具体的な
営業の施策を示しても
反発する社員がいるとのこと。
うーん。
これは困りました。
僕は易を立てました。
そこで得た卦が
山風蠱でした。
大丈夫。まだこれは対処すれば
まだまだ全然救われると思いました。
蠱の字は皿の上に虫が三匹。
ご馳走がウジ虫がわいて
腐っている状態です。
だからこそ、臭いものには
蓋をするのではなく
もう、摘出と処分しか
ないのです。
今まで何となく放置してきた
つけが回って来ているのです。
そこで聞きました。
「社長が違和感を持った社員が
最近の元凶です。」
「もともと違和感ありませんでしたか?」
「そうです。」とのこと。
これは改善の余地がないので
思い切ってリストラするしか
ありません。
蠱は3匹のウジという解釈が
出来るので、問題社員は3人ですか?
そう聞くと、まさに社長の
指示をボイコットしている
社員たちは古参社員と
その取り巻きみたいです。
この摘出リストラ策が
功を奏し、今では順調です。
社内の雰囲気も良くなった
とのことでした。
経費の支出が多く
接待交際費がかさんでいました。
彼らを摘出後は接待交際費が
3分の1まで減らすことが
出来たそうです。
易は時に厳しい判断を下します。
しかし、それには覚悟を持って
取り組むことが出来れば功を奏し
今の安定に繋がるものなのです。
経営者は時に非情にならなければ
いけません。
それが出来ないと膨大な
損害が起きるかもしれないのです。
この社長さんは思い切った
リストラ策を断行して
身軽になった会社で
今は新卒の若い社員を
雇用出来ました。
社内の雰囲気も良くなり
見違える会社になりました。
確かに、リストラ策は
経営者はやりたくないものです。
しかし、利益と生存がかかるのです。
多くの社員や関わる人のために
ある一定の役割が終わった人。
対価の働きが出来ない不採算な
経費に対して思い切って判断を
くださなければいけません。
ここに情が働いて何も出来なくなって
しまう経営者は多いのです。
時に非情な判断は
実は多くの人を幸せにします。
だからそれを思いきらなければ
いけないのです。
利権に群がる人は数多くいます。
腐敗には時にはメスを以て
制することが大切なのです。
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吉田旬佑
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