吉田旬佑

《吉田旬佑》長崎原爆に思いを馳せて〜現代の生活〜

僕は現代の生活を享受出来て
暮らしています。
 
そんな僕の祖父母たちは
長崎原爆の被爆者です。
 
その当時の話を聞いたとき
凄まじい惨禍を感じました。
 
でも、その奇跡的な生還が
今の僕らを作っているのです。
 
きっと現代では考えられない
想像も付かない悲惨な惨禍が
あったのです。
 
僕の祖父は被爆当時に
10歳でした。
 
そして、6人兄弟の次男です。
 
その当時は食べるものが
なにもない時代だったので
長崎の北部まで買い出しに
行っていたのです。
 
そして、爆心地の家まで帰って
いたのだそうです。
 
その時に目印となる
建物や風景が全く微塵も
無くなっていたそうです。
 
しょうがないから川を目印に
川伝いに歩いて帰ったそうです。
 
その時に
「坊や、新型爆弾が落とされた。
これ以上先は行かないほうがいい。」
 
そう言ってもらったそうです。
 
しかし、妹達と母を残して
出てきてるので帰ったそうです。
 
川には無数の死体の山。
 
見たことのない死体の数々。
 
きっと祖父にとってあれ以上の
人間のひどい最後を見たことは
ないでしょう。
 
そんな当時からよく
生きて帰って来たなー。
と僕は素直に思えました。
 
そんな壮絶な過去を乗り越えて
生き地獄を経験して
それでも懸命に生きて来た世代。
 
そんな歴史に刻まれた
僕らの命。
 
だったら思いっきり
この幸せな時代を
謳歌しなければいけません。
 
僕は歴史に学ばざる者に
未来を生きることは出来ない。
 
そう思うのです。
 
自分たちの命のルーツは
何が起きたのか?
 
何を超えてきたのか?
 
そこを見つめることで
人生を前進させることが
出来るのです。
 
少なくとも僕の血筋には
壮絶な被爆地の地獄が
刻まれているのです。
 
今ある奇跡と軌跡を
感じて。
 
今日もお客様と向き合い続ける
ことが出来るのです。
 
こんな時だからこそ
自分の命の力をもう一度
見つめ直してみてくださいね。
 
今日も出演しています。
 
本当に悩んだら僕に会えばいい。
 
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