2022 / 09 / 22 源之亟 源之丞

皆さん、こんにちは。
横浜ほしよみ堂若きホープ源之丞です。

西洋医学の薬＝病名に、漢方＝病人に

最近は漢方を勉強していて
西洋医学の薬との違いを沢山
感じますが、一番の違いは
西洋医学の薬は病名に、
漢方は病人にということだと
思います。

分かりやすく言うと西洋医学の薬は
病気に対して効能を持ちますが、
漢方は体質改善を促す効能が
あるということです。

体質改善を促すので一つの漢方で
様々な病気が治ることも
あります。

漢方というのは人によって
効く薬が変わってくるので
たとえ同じ症状の人が数人
いたとしても、その人の体格や
性格、体質などから
処方される薬は変わってきます。

しかも副作用も少なく
長期間飲んでも大丈夫
なので薬慣れする可能性も
極めて低いです。

長期間飲むことが面倒だと
思う人もいるかもしれませんが、
西洋医学の薬で一時的に
症状を抑えたとしても
薬が無くなったらまた、
症状はぶり返してきます。

それだったら長期間、漢方を
飲んで体質改善をして時間が
かかっても断薬した方が
良くないですか？

私だったら一時的に
良くなったとしても薬を飲み続ける
生活になるのは絶対に
嫌ですし、長期間飲まないと
いけないとしても体質改善
出来る漢方を飲みます。

しかし、漢方も万能薬では
ありません。

漢方と西洋医学のハイブリッド処方

最近では病院でも漢方と
西洋医学の薬を両方、
処方する所が出てきました。

これは例えばアトピー性皮膚炎の
方に、漢方を処方して治りが
悪い場合に西洋医学の薬である
ステロイドを一緒に処方して
経過を見て少しずつ
ステロイドの量を
減らしていくというやり方です。

このような西洋医学と東洋医学の
ハイブリッドな処方の仕方は
画期的な考え方で、現在
少しずつこういう病院が
増えてきました。

ただハイブリッドな処方をしている
病院も出来るなら漢方だけを
処方したいという場合が多く、
出来る限り患者さんと相談して
漢方の処方を行うようにして
いるのです。

漢方は副作用がないは間違った知識

漢方＝効き目が薄く副作用がない
と思っている人が今でも沢山
いますが、そんなことは決して
ありません。

むしろ西洋医学の薬を飲んでいて
全然治らなかったのに、漢方を
2〜3ヶ月続けたら薬を飲まずに
生活できるようになったという人が
私の周りにもいます。

また副作用がないというのは
誤った知識で、漢方は生薬が
メインの成分になっていて
食事で補えるような物が
多いので出づらいというだけで
全く副作用がないわけでは
ないのでそこは勘違いしない
ようにして下さい。

薬慣れして困っている人や
薬を減らしたいと思っている人は、
是非一度漢方を飲んでみて
欲しいです。

体質改善されて気が楽に
なりますよ。

 

 

 

 

 

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