雪野ユリナ

《雪野ユリナ》自分の「死」について考える ~祖父の話~

「死」を話題にすることに

抵抗があるあなた

おはこんばんにちは!!

 

横浜ほしよみ堂の占い師

日本神話をこよなく愛する

雪野ユリナ(ゆきの・ゆりな)です

 

今日は成人式でしたね

振袖姿を見ることができて

眼福でした

 

それでは今日のブログのお題はコチラ!!

「自分の『死』について考える」です

 

 

もしわたしが死んだら

あなたは

自分が死んだときのことを

考えたことはありますか?

 

わたしはあります

 

中学生になるまえあたりから

そういうことを考えていました

 

しかし

それを口に出すことは

ありませんでした

 

一度

母に「私が死んだら」と

いう話をすると

『縁起でもないこと言うんじゃない』と

怒られてしまいました

 

幼いながらに

「死」はタブーなのだと感じました

 

たぶん

どこの家庭でも同じじゃないかな

生きる希望の話はするけれど

「死」については

徹底的に忌避する

 

親より先に死ぬことは

最大の親不幸

 

なんて言いますから

親にとっては

子が「死ぬ話」をするだけで

嫌なんだろうな

 

そんな雪野家ですが

避けられない「死」が

やってきました

 

同居していた

祖父が亡くなりました

 

元旦でした

 

今でもしっかり覚えています

「おじいちゃんが死んだよ」

その言葉で目が覚めました

 

病気で入院していた

とかではなく

家の中で亡くなりました

 

前日の大晦日には

お年玉もくれました

 

お正月から

お葬式の準備やら

親戚への連絡やらで

大忙しでした

 

 

おじいちゃんは考えていた

お葬式を出したことはありますか?

 

親戚として参列

ではなく

自分の家から

という意味です

 

滅茶苦茶忙しいです

なんの準備もしてませんから。

 

あれを用意して

これが必要

 

家族みんなで

右往左往です

 

悲しんでる暇もない

 

そんな中

おじいちゃんが

わたしたちに遺してくれた

ものがありました

 

戒名と遺影です

 

戒名って

びっくりするくらい

お金がかかるんです

 

突然死なれて

心の準備もなく

悲しいのに悲しむ暇もなく

お葬式の対応に追われるなか

 

そんなこと言われたら

だいたい言われたままの

金額を払うと思います

 

でもね

おじいちゃんは

生前に自分の戒名を用意していたの

もちろん

お金もしっかり払っていました

 

わたしたち家族は

そんなこと知らなかったので

本当に驚きました

 

遺影に使える

最近撮ったお写真は

ありませんか?

そう言われたとき

 

アルバムを探そうとしたら

大きく引き伸ばされた写真が

額に収まった状態で

出てきました

あと黒いリボンをつけるだけ。

 

おじいちゃん、ありがとう

遺されるわたしたちのこと

考えてくれてんだね

 

 

年に一回くらい考えてみよう

今回はお葬式に的を絞って

お話しました

 

「死」に関する話は

やっぱり抵抗ある人も

いるけど

年に一回くらいは

考えみても

良いんじゃないかな

 

 

 

 

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